熊本市のパレアで開かれている国交省による「白川治水パネル展」を見てきました。公共事業は、税金による住民の「買い物」です。普通、商品のチラシには、商品の機能や値段は必ず書いてあるのに、ここでは値段(事業費)も機能も全く書いてありません。「第一人者が立野ダム建設に問題ないことを確認!」としか書いてありません。その第一人者による会議も、たった3回の国交省の説明を、国交省が選んだ委員が認めただけのものです。あなたは高い買い物をする時に、「第一人者が問題ないと言っている」だけで判断しますか?ちなみに立野ダムのパネルは、一番奥に目立たぬように2枚のみでした。
Category Archives: 未分類
熊本日日新聞記事 取材前線(2017.6.3)
熊本日日新聞記事 取材前線(2017.6.3) はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
5月24日 立野ダムに関する公開質問状(その5)を提出しました
5月24日、 「立野ダム建設に係る技術委員会の技術的な確認・評価」等に関する公開質問状(その5)を国土交通省九州地方整備局立野ダム工事事務所に提出しました。これまで国交省は、当会が提出した4通の質問状に全く回答していません。今回も相変わらず、技術系の職員が出てこず、女性の総務課長が出てきて、ただ話を聞くだけ。「5月16日の地元自治体による期成会に所長は出席したのか」との質問にさえ答えない有様で、驚きました。
現時点での立野ダム問題の疑問点をわかりやすくまとめましたので、ぜひお読みください。
提出時の写真です。
新聞記事です。
5月24日 立野ダムに関する公開質問状(その5)を提出しました はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
5月12日 白川改修・立野ダム建設促進協議会に要請書を提出
白川流域の熊本市、菊陽町、大津町、南阿蘇村で構成する「白川改修・立野ダム建設促進協議会」に向け5月12日、4自治体を訪れ要請書を提出しました。首長さんや担当者がしっかり話を聞いてくれたのですが、5月16日の総会では結局「立野ダム本体早期着工」などの活動方針を了承したとのこと。活動方針は国がつくったものとしか考えられません。報道によれば閉会後の国交と地元との意見交換会は非公式であっています。残念なことに、この国では、国のやることに地元が異議を唱えることは非常に困難なようです。
5月12日に地元自治体へ提出した要請書です。
4自治体への提出の状況です。
新聞記事です。
5月12日 白川改修・立野ダム建設促進協議会に要請書を提出 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
4月16日の熊本地震1周年「立野ダム予定地はどうなっているのか」
昨日(4/16)の連続シンポジウム 熊本地震1周年「立野ダム予定地はどうなっているのか」に参加された皆さん、ご苦労様でした。約100名の参加で、講師の新村先生のお話も分かりやすく、好評でした。
事務局からの報告「立野ダム予定地はどうなっているのか」のプレゼンテーション(PDFファイル)です。
動画を2本に分けてユーチューブにアップしましたのでご覧ください。
1.報告「立野ダム予定地はどうなっているのか」報告者 立野ダムによらない自然と生活を守る会 緒方紀郎さん
https://youtu.be/Wqc9qoP5v4M
2.講演「熊本地震の地球科学的検証」講師 新村太郎氏(熊本学園大学経済学部准教授)
https://youtu.be/N0cVg8LcLno…
なお、当会が2017.2月に作成しましたDVD「世界の阿蘇に立野ダムはいらない」もユーチューブにアップしていますので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/XLCuRlV-Ev8
4月16日の熊本地震1周年「立野ダム予定地はどうなっているのか」 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
4月16日 連続シンポジウム 熊本地震1周年「立野峡谷と立野ダム予定地はどうなっているのか?」
熊本地震から1年が過ぎようとしています。立野峡谷と立野ダム予定地はどうなっているのでしょうか。来たる4月16日、シンポジウムを開催します。火山岩岩石学が専門で「阿蘇および熊本地域の更新世以降の火山岩に関する地球化学的研究」を進められている熊本学園大学准教授の新村太郎先生をお招きします。ぜひご参加ください。
■連続シンポジウム 熊本地震1周年「立野峡谷と立野ダム予定地はどうなっているのか?」
●日時 平成29年4月16日(日) 午後6:30開会
●場所 パレア会議室1(鶴屋東館9階)熊本市中央区手取本町8番9号
●講演 「熊本地震の地球科学的検証」新村太郎氏(熊本学園大学准教授)
学歴
4月16日 連続シンポジウム 熊本地震1周年「立野峡谷と立野ダム予定地はどうなっているのか?」 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
3月28日「ダムによらない治水利水を考える県議の会」の白川河川改修現地視察に同行
3月28日、「ダムによらない治水利水を考える県議の会」の白川河川改修現地視察に同行しました。
まず、龍田陳内4丁目。ここは大きく蛇行した白川をショートカットする改修が進み、新しい河道を流れていました。ここでは、毎秒1910トンしかなかった流下能力が、毎秒3415トンも流れるようになりました(河口から19.3㎞地点)。改修で毎秒1505トンも余計に流れるようになったのです。ちなみに立野ダムの洪水調節能力は、ダムが計画通り機能したとしても毎秒200トンです。
次の三協橋でも左岸側高台の川幅が20mほど広がり、右岸側(龍田1丁目)の川幅も広がっていました。
日暮橋では堆積した土砂の撤去が進み、迫玉岡堰下流では護岸工事が進んでいました。
河川改修を進めれば、立野ダムをつくる必要がないことが、改めてわかりました。熊本県河川課の皆様、丁寧なご説明ありがとうございました。県議の皆様、お世話になりました。【おわり】
3月28日「ダムによらない治水利水を考える県議の会」の白川河川改修現地視察に同行 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
2月12日、立野ダム予定地の状況
2月12日、立野ダム予定地の状況 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
長陽大橋付近の1月18日の状況
長陽大橋付近の1月18日の状況です。中島一美さんが撮影された写真を許可を受け紹介します。
熊本地震により長陽大橋西側の橋台は、立野溶岩(柱状節理)のトップリング岩盤崩壊(岩盤が鉛直方向に伸びた割れ目を境界面として側方に倒れ込む現象)で2mほど沈下しました(熊本大学北園芳人名誉教授談)。そこで、立野溶岩の表面につもった火山性堆積物を取り除いているのでしょうが、すごい状況です。
立野ダム本体予定地も、同じ立野溶岩です。長陽大橋の橋台さえ支えることができなかった立野溶岩が、比べられないほどの重量を持つダム本体を支えることができるのでしょうか?トップリング岩盤崩壊により、ダム本体と周りの岩盤の間に隙間が生じるような危険性はないのでしょうか?ダム満水時は長陽大橋橋脚の半分近く水没します。国交省は崩れた30万m3の土砂を撤去するとのことですが、どうやって撤去するのでしょうか?
以上のような点も含め、これまで4通の公開質問状を国土交通省に提出してきましたが、残念ながら回答は全くない状況です。
長陽大橋付近の1月18日の状況 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類
1月16日付け熊本日日新聞社説
1月16日付け熊本日日新聞社説です。国土交通省に対し、立野ダム建設の説明責任を求める社説です。国交省はこれまで、立野ダム建設に関して住民が提出した4通の質問状に何ら回答せず、住民が何度も要請してきた立野ダム説明会さえ一度も開催していません!
1月16日付け熊本日日新聞社説 はコメントを受け付けていません
Filed under 未分類